注文住宅を建てる時、ベランダに屋根はあった方がいい?

そもそもベランダには屋根がある?無い?

ベランダとは、2階以上にある屋根付きの外に出ているスペースを指します。つまり、もともと「屋根がある」のがベランダだということ。
ベランダの使用目的は「洗濯物を干す」「布団を干す」「景色を楽しむ」「ペットや子供の遊び場にする」などがありますが、一番はやはり「洗濯物や布団を干す」という目的の方が多いのではないでしょうか。
ベランダには屋根があるため、雨や風、強い日差しを避けることが可能です。雨の日の場合は、さすがに布団や洗濯物は干せませんが、曇り予報で雨が降るか微妙な場合はこの屋根が非常に役に立ちます。
また、2階に寝室がある住宅ではベランダがないとどこに干そうか困ってしまうこともあります。布団は重いものですから、1階に運ぶ手間を考えると2階に干せる方が良いでしょう。
少し大きめのベランダを作れば、家族との時間を過ごす場所としても活用可能。外の景色を見ながら優雅にランチしたり、まったりとお酒を傾けたり…。子供やペットとの遊び場としても使えます。

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ベランダ・バルコニー・テラス・インナーバルコニーの違い

ベランダの他にも、バルコニーやテラスと呼ばれる屋外スペースが存在します。ここではそれぞれの特徴や違いを見ていきましょう。

ベランダとは?

ベランダは「屋根がついていて室内と繋がっている屋外スペース」を指します。一般的には2階以上の階層に作られますが、この条件に当てはまるなら1階にあってもベランダに変わりありません。
屋根がついているため、バルコニーやテラスに比べ、雨よけができ、洗濯物を干すのに向いています。また、エアコンの室外機をベランダに置くことも多いでしょう。
さらに、日中の直射日光を避けることができるため、紫外線予防にも繋がります。

バルコニーとは?

バルコニーはベランダとは異なり、屋根が無い屋内スペースを指します。種類は一般的な「バルコニー」のほか、「サービスバルコニー」「ルーフバルコニー」の3つに分けられます。
サービスバルコニーはエアコンの室外機やお花といった小さな物の置き場として利用されるスペースを指し、下の住居部分の屋根を利用して作られるスペースがルーフバルコニーと呼ばれます。マンションではよく見られますが、一軒家でもルーフバルコニーの設置は可能です。

テラスとは?

テラスは「1階にあって室内とつながった屋外スペース」を指し、ウッドデッキもテラスに分類されます。
バーベキューなどのアウトドアを楽しんだり第二のリビングとして活用したりといった使い方ができ、小さいお子さんやペットがいる家にはあると便利な空間です。
屋根や柱を設けないため、DIYが得意な方なら自分で作ることもできるでしょう。

インナーバルコニーとは?

インナーバルコニーとは「建物の内側に引っ込んでいて、2階以上に設置されるバルコニー」を指します。
ベランダよりも広くとられた空間で、屋根がついているため雨の日や雪の日でも影響を受けにくいのが特徴。内側に引っ込んでいるぶん外からは見えにくいため、ガーデニング・バーベキュー・子供の水遊びなど、周りの目を気にすることなく利用できる点が嬉しいポイント。リビングの隣にインナーバルコニーを配置すれば、解放感のある空間を演出できます。

屋根があるベランダのメリットとデメリット

ベランダのメリットとデメリットを紹介します。

ベランダに屋根がある6つのメリット

・雨に濡れない
・日差しを軽減
・風よけになる
・室外機が置ける
・外空間を楽しめる
・趣味に活用できる
屋根があるベランダなら雨に濡れることなく、日差しや風を避けることも可能。外出中に急な雨が降っても、屋根の下なら洗濯物も濡れにくいでしょう。
エアコンの室外機の置き場にも困りません。わざわざ階下から配線を引いてくる必要がないため、エアコンの買い替えやお掃除も楽になるでしょう。室外機が雨ざらしにならないというのも魅力です。
ベランダは部屋続きの外空間なので、形状や広さによってはアウトドアやおうちキャンプ(べランピング)ができます。小さなお子さまの水遊びスペースとして利用する方もいるでしょう。椅子やテーブルを出しっぱなしにしてもすぐに錆びることが無いため、第二のリビングとしても活用できます。日当りよく風通しも良いベランダは、家庭菜園やガーデニングをするスペースとしてもぴったり。
家族みんなが楽しめる使い方がたくさんあるのがベランダの魅力です。

ベランダに屋根がある4つのデメリット

・定期的に掃除が必要
・お金がかかる
・居住スペースが圧迫される可能性
・雨漏りのリスクも
1つ目のデメリットは、定期的に掃除が必要なこと。ベランダは外にあるスペースなので、埃やゴミ・鳥のフンなどが溜まりやすい特徴があります。
家事の一環として定期的に掃除をする方にとっては苦にならないと思いますが、掃除が嫌いな方にとっては苦痛になってしまう場合もあるでしょう。
2つ目は、お金がかかること。設置費用が掛かるのはもちろんですが、常に紫外線を浴びているためヒビ割れや劣化など起こり、定期的なメンテナンスが必要に。ベランダのない家に比べてメンテナンス費が上乗せされます。
3つ目は、ベランダやインナーバルコニーを作ることで居住スペースが狭くなること。特にインナーバルコニーは内側に入り込んでいるため、居住スペースをその分だけ割くことになります。
最後は、雨漏りのリスク。ベランダは雨風・紫外線を毎日浴びているので劣化しやすいため、ベランダの下の部屋が雨漏りしてしまうことも考えられます。特に排水溝のつまりは雨漏りの原因になりやすいため、定期的な掃除が必要です。

注文住宅だからこそ選べるベランダの仕様

注文住宅を建てるなら、ベランダのスタイルや素材にもこだわりたいもの。選ぶ際に知っておきたい素材や仕様について解説します。

屋根の形状を選ぶ

ベランダの屋根にはいくつかの種類が存在します。

アール型

アール型は曲線を帯びた形状の屋根で、温かみと優しさを感じられます。雨風を防ぐことはもちろん、雨が吹き込んでくることも少なくなるでしょう。雪が下に落ちやすいため、雪の多い地域におすすめです。

フラット型

フラット型は直線的な形状の屋根のこと。スタイリッシュな雰囲気で、リビングから見た時に開放感があります。雨の吹き込みや雪が積もることを防ぐ効果は弱いですが、敷地に合わせて加工しやすいというメリットがあります。

サンルーフ

屋根や開口部がガラス張りになったサンルーフという選択肢も存在します。太陽の光を十分取り入れることができるため、洗濯物を干したり植物を育てるのにぴったりなスペースになりますよ。

屋根の素材を決める

ベランダ屋根の素材はいくつかありますが、それぞれのメリットとデメリットを知っておきましょう。

塩化ビニール樹脂(塩ビ)

安価で手に入り、カラーバリエーションが豊富。紫外線に弱いため、耐用年数は3年程度とも言われています。熱に弱く変形しやすいため、定期的な交換やメンテナンスが必要です。

アクリル樹脂

透明度が高く、ショーケースなどにも利用されます。破損しても飛び散らない特徴がありますが、紫外線に弱く劣化していくので耐用年数10〜15年とされています。
・ポリカーボネート(ポリカ)
見た目はアクリル板によく似ていますが、耐久性がとても高く、ガラスの200倍・アクリルの30倍にもなります。また、熱にも強く、着火しても自然に消火できるという特徴も。耐用年数も長く、薄い波板でも10年程度持ちます。
耐用年数と安全面を考えると、ポリカーポネイト(ポリカ)がおすすめです。設置する際のコストは3つの中ではやや高めですが、高い耐久性と耐用年数の長さで、ランニングコストは安く抑えられるでしょう。

ベランダ屋根の向きを決める

ベランダの屋根は、向きに気をつけましょう。付け方を間違えてしまうと日当たりに影響を及ぼす可能性がありますので、方角や日当たりをよく確認してください。
・南・南東向きは必要(ベランダかインナーバルコニー)
・北・北西向きは不要(バルコニーかテラス)
南・南東向きの場合、日当たりが良すぎて部屋が暑くなってしまうことも考えられるため、屋根は必要。屋根をつけることで日当たりを調整できるでしょう。部屋が暗くなることを心配する方は、屋根の長さを調節してみるのもひとつの方法です。
北・北西向きの場合、屋根は不要。長時間淡い光が差し込み続ける北側の部屋に屋根をつけてしまうと日当たりが非常に悪くなり、季節を問わず室内が寒く、暗いお部屋になってしまいます。

家づくりは決断の連続です。

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