漫画、ゲーム、自転車など、夫婦で一緒に趣味を満喫できる家。

札幌市南区Z様邸

家づくりを行なうとき、“家事がしやすい”、“家族の団らんを楽しめる”、“友人が集まりやすい”など、暮らしの中心に何を置くかでそのつくりや趣が異なってきます。

 

今回お邪魔したZ様のお宅は、“趣味を満喫する”ことをとても大切にされました。ご夫婦で一緒にマンガを読んだり、ゲームをしたり、トレーニングしたり、映画を観たりできる、遊び心がたっぷり盛り込まれたお家を拝見してきました。

 

 

Q:家を建てようと思ったきっかけは何でしたか?

 

「当時住んでいたアパートがあまりに狭すぎて」とZ様。

 

家を建てたいという思いは、3、4年前からお持ちでしたが、決断するタイミングがなかなかなかったとのこと。しかし、急な引っ越しに迫られ、とりあえずと身を置いたアパートでの暮らしが、背中を押してくれるきっかけになったそうです。

 

そこで、かねてより親交があった豊栄建設の営業担当にご依頼されたそう。

 

豊栄建設は自由度の高い家を建てられる、希望を叶えてくれるという印象以上に、営業担当に対して大きな信頼を寄せてくださり、奥様とも「家を建てるならこの人にお願いしよう」とおっしゃっていたそうです。

 

「建てると決めたら、そこからは早かったです。土地も見つかり、トントン拍子で話が進みました」

 

Q:どのような部分にこだわりましたか?

 

「せっかくの注文住宅なので、遊び心を盛り込みたいと思いました」
そこでもっともこだわったのは、スキップダウンフロアを採用したリビングです。

 


スキップダウンフロアの魅力は、空間に変化をつけられるところ。さらに、「大きな掘りごたつのような雰囲気」とZ様はおっしゃいます。つまり、複数人のゲストを招待しても、ソファ以外に座れる場所があり、どこにいてもお互いの顔を見ながら会話を楽しめるということ。大画面を備えたホームシアターも設置しているので、みんなで映画やスポーツ観戦を楽しむこともできます。

 


リビング、カウンター、キッチンで段差を付けているので、それぞれの場所から視界もしっかり確保。まるでミニシアターのような趣です。しかし、スキップダウンフロアを採用したメリットはこれだけではありませんでした。

 

リビングの真下には隠し部屋があります。スキップダウンにより天井が低くなったことで、その隠し部屋がまるで秘密基地のような雰囲気になったのです。

 


ここはご主人曰く「必ず欲しかった部屋」で、マンガを読んだりゲームをするための専用スペース。大容量の書棚も取り付けました。ここで奥様と一緒にゲームを楽しむこともしばしば。

 

そして、ここはZ様の遊び心がもっとも表れた場所で…入口はなんと隠し扉に。一見、マガジンラックを取り付けた壁にしか見えません。

 


「友人を招くのが好きなので、そのときにびっくりさせるものが欲しいと思って(笑)」

 

その思いどおり、扉が開いた瞬間、驚嘆の声をあげた取材チーム一行。そして、奥に広がる隠し部屋に羨望のまなざしを送ったのは言うまでもありません。

 

話を2階に戻して──体を鍛えるのも趣味というZ様。リビングの横に、本格的なトレーニングマシンを備えたホームジムもつくりました。

 


マシンの重さに耐えられるよう、床には300kgの荷重に対応した補強を入れ、奥にはフォームを確認するために欠かせない大型ミラーを設置。この鏡の効果で、重厚感のあるマシンを並べても、奥行きが生まれ、開放的な空間となっています。

 

ちなみに、ホームジム内に置かれている電子ピアノは奥様のもの。ご夫婦で楽器演奏されるのも好きなんだとか。

 

Q:こんなにも魅力的な空間ばかりだと、お気に入りの場所もたくさんあるのでは?

 

「実は、一番気に入っているのは、階段の踊り場。ここに座って天井を見上げると、“自分の家を建てたんだなあ”と実感するんです」

 


その気持ち、少しわかるような気がします。

 

趣味に興じられる場所があり、そこで思う存分楽しめる満足感がある一方で、何気ない場所に大きな安心感に包まれる瞬間。

 

家を建てた人にしかわからない、至福のときなのかもしれません。

玄関横に設けた自転車スペース。家を建てたころ、トレーニングも兼ねて始めたロードバイクを、奥様の分も含めて計4台収納しています。休みの日に遠出をすることもあるそう。

自転車の出し入れがしやすいよう、玄関階段の横にスロープを設けました。自由設計とは施主様の暮らしやすさを形にすること。施主様の「好き」が形になること、なのです。

温泉が好きなご主人のお母様のために、24時間風呂&ジャグジーを設置しました。しかも広い!1.25帖タイプを採用。お母様は近所にお住まいなので、たまにこちらでゆっくり入浴を堪能しているとのこと。

リビングより2段高い場所に設けたキッチン。「家が完成してキッチンに立ったら、窓から見える山が印象的で、妻と『すごくキレイだね』と話したものです」とご主人。

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