使い方いろいろ!14帖のお子様専用スペース

札幌市厚別区H様邸

家を建てるとき、1階の間取り決めも重要ですが、2階も悩みどころの一つ。

特に3人以上のお子様がいらっしゃるご家庭の場合、子ども部屋をどのように確保するかで頭を抱える方もいらっしゃるはずです。

今回ご紹介するH様のお宅は、一般的な子ども部屋とは違うアイデアで、3人のお子様が満足される空間を実現されました。子ども部屋づくりで悩まれている方の参考になること必至です!

Q:豊栄建設との出会いは?

「森林公園駅前にあった住宅展示場をひと通り見終わり、近くの公園で遊んでいた子どもたちを迎えに行ったんです。そしたら『まだ遊びたい』って言うんで、時間つぶしに住宅展示場の外に貼り出していた土地情報を見ていたら、夫も私も、ここいいねって思う土地があって。それが豊栄さんで販売していた分譲地でした」と奥様。

すぐさま豊栄建設のモデルハウスに向かい、なんと、その場で購入を決心

ご主人いわく「理想の立地で、値段も安く、面積も広かったので、もうここしかなかった」そう。

「担当者さんが『えっ⁈』って驚いてました」

『一度持ち帰って考えてください』と言われ、私も担当者さんと同意見で、その場での決めるのはどうかと思ったので、主人に持ち帰らせました(笑)

で、その2週間後にご成約。

担当者史上2番目のスピード成約だったと言われたそうですが、この迅速さは大正解でした。H様が決断された2020年前期を境に、一時的に建築資材が手に入りにくくなるといった状態に。まさにベストなタイミングだったのです。

Q:土地が決め手になったんですね

「主人の仕事の関係で地方から札幌へ転勤になったとき、小中学校は出来るだけ落ち着いて楽しく通えるところがいいと事前に調べ、厚別区の某学区を選びました。売り出されていた土地は、まさにその学区内。新しい家に引っ越しても、今までどおり同じ学校に通わせられるというのも決め手の一つでした」と奥様。

しかも、お子様の遊び場にうってつけの大きな公園が近くにあるにもかかわらず、最寄駅まで徒歩圏。電車通勤されるご主人にとっても申し分ない場所でした。

Q:家づくりについてですが、2階の間取りをかなり工夫されたとか?

「3人の子どもたちの部屋を大きな2部屋にまとめました」とご主人。

間に仕切り扉を設けた、いわゆる2室がひと続きになっているスイートルーム。手前は8帖、奥は6帖なので、トータル14帖が子ども部屋に!

Q:この形にしたのはなぜですか?

「最初は一人1部屋ずつと思っていましたが、我が家の子どもたちは全員女の子。仲も良いので、3部屋つくらなくてもいいんじゃないか?という考えになったんです。しかも、長女と三女は7歳差。長女が進学で家を出るとなったら、ちょうど三女が一人部屋をほしがる年齢になるかなと思い、この形になりました」と奥様。

これまでの子ども部屋とは違う、画期的なアイデア。
この手があったかと心が躍りました。


現在は、仕切り扉を開放してベッドを並べ、各部屋に上のお嬢ちゃんと真ん中のお嬢ちゃんの勉強机を置いていますが

3人仲良くお泊り気分を味わいときは1部屋をベッドルーム、もう1部屋を遊び場に。

上のお嬢ちゃんが中学生になったら、仕切り扉を閉じて一人部屋に。

上のお嬢ちゃんが独立したら、真ん中と下のお嬢ちゃんたちがそれぞれ個室を。


ライフステージに応じて空間の使い方をアレンジできるのが素晴らしい!

「その日の気分でベッドをくっつけて一緒に寝たり、離して一人で寝てみたりもしているようです。そういうことができるのもいいなと思いました」と奥様。

さらに特徴的なのは、部屋にはクローゼットを設けず別途設置したお子様専用のウォークインクローゼットです。

広さ3帖の北欧風のデザインクロスをあしらった可愛らしいクローゼット。

各部屋にクローゼットを設けると1帖ほどの広さになるので、実質3部屋分のクローゼットが一つにまとまったわけですが、こちらのほうが容量も使いやすさもアップ。ここで翌日の洋服をお嬢ちゃんたちで決めるそうです。

「姉妹で服の貸し借りをしています。下の子にとってお姉ちゃんの服を着られるのは嬉しいみたいですよ。親としては洋服代の節約になりますし、一石二鳥です」

Q:改めて、家を建てて良かったと思えることは?

「広々とした部屋ができて、子どもたちが喜んでいる様子を見たときです。集合住宅にいたときは、子ども3人で6帖部屋を使っていましたから、ずいぶんと窮屈な思いをさせました」と奥様。

そして、ご主人にとってはもう一つ、良かったことがあるそう。

「家を建てたら、ぜひ水槽を置きたいと。金魚を愛でられる水槽を置ける場所があれば私はそれで満足でした(笑)。集合住宅ではできなかったことなので、家さまさまです」

奥様のご要望で、玄関の土間収納には折戸を設置しました。「玄関を開けたときに、目の前に靴などが見えるのが嫌で、それを隠すために折戸を付けていただきました」と奥様。

リビングには1間半(約2.73m)の掃き出し窓。その向こうにはウッドデッキがあり、空間に奥行きがあります。天気のいい夕刻には、見事な日の入りを眺めることができます。

明るく風の通りが良い家にしたいと、玄関ホールに吹き抜けを設けました。階段上部から自然光が差し込むので照明がなくてもご覧のとおりの明るさです。

3人のお嬢ちゃんたちが大きくなったも並んで身支度できるように、洗面台はLIXIL MV1200を採用。収納力があり、節水機能が付いたハンドシャワー水栓も搭載されています。

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