贅沢な吹き抜けで、家族を感じられる家に

札幌市手稲区A様邸

新居に盛り込みたいものの中で、多くの方が希望される「吹き抜け」。

視界を遮るものを極力省いた広々とした空間づくりに欠かせない、人気のしつらえです。

今回ご紹介するA様も、2階に回廊式廊下を設けた開放感ある大きな吹き抜けを実現され、のびのびとした新居ライフを満喫されていますが、実際に暮らしてみて、開放感だけじゃない

吹き抜けの“意外な良さ”を知ったそう。

さて、どのような魅力を体感されているのか、お話をうかがってきました。

Q:豊栄建設を選んだ理由は?

「10数年前に購入した築30年以上の中古物件を建て替えようと、住宅メーカーに見積もりをお願いしたのですが、金額、対応できる幅の広さなど、トータルで見て、豊栄さんがこちらの理想を叶えてくれそうだと感じたのが理由でした」とご主人。

建て替えると決めたときには、すでに住みたい家のイメージが出来上がっていたA様。各住宅メーカーに見積もりとともにイメージを伝えると、難色を示す会社、予算オーバーする会社があるなか、豊栄建設が好感触だったそうです。

「そこで、新発寒モデルハウスへ見学に行ったら、家を建てたら“絶対に盛り込みたかった”ものがありました。開放感のある家にするのが夢だったので、見た瞬間、『これだ!』と豊栄さんに決めたんです」

絶対に盛り込みたかったもの──
それは、「吹き抜け」と「スケルトン階段」でした。

新発寒モデルハウスは2棟とも吹き抜けがあります。
詳細をご覧になる場合はこちらをクリック(★)

Q:「吹き抜け」と「スケルトン階段」による開放感を活かすために工夫したところは?

「視界を遮るものを出来るだけなくしました」

目を引いたのは、2階の回廊式廊下に設けた造作手すり。

腰壁ではなく、スケルトンのアイアン手すりに
これによって、より開放的な空間になりました。

「1、2歳の子どもがいたら、スケルトンは諦めていたと思います。ですが、わが家の子どもたちは、高校1年、小学5年、5歳と、転落の危険性が低い年齢だったので踏み切ることができました」

開放感を活かすための工夫はキッチンにも施されていました。

「家を建てたら、キッチンなどに置くものは最低限にしようと決めました。それ以外は中に隠そうと。たとえ、室内のカラーやトーンに合わせた棚を置いたとしても、微妙な色やサイズの違いで、せっかく作り上げた空間が台無しになると思いました」とご主人。

さらに、上部の視界を遮る吊戸棚も付けないと決めましたが、家族5人暮らし。収納力はほしい…。

そこで選んだのが
3.6mの超ロングタイプのカップボード
(パナソニック/ラクシーナ/ヴィンテージメタル柄)でした。

ちなみにキッチンは、鍋を3つ横に並べて煮炊きができ、使い終わった後は掃除がしやすいパナソニックのトリプルワイドIHを採用。

「仕事で帰りが遅い妻に代わって、夕食を作るのが僕の日課」というご主人のこだわりです。

生活感のあるものなど、隠したいものはキッチン横に設けたパントリーにすべて収納。棚のサイズに合わせて収納ボックスを購入し、奥様がきれいに整頓されました。

結果、収納力を確保しつつ、リビングとキッチンが一体となった空間に仕上がりました。

そして、これらの工夫をさらに引き立てるのが

リビング・ダイニングに設けた7つの窓と、
ご主人が一目惚れしたという居間戸
(サンワカンパニー/クアドロスリム/グレー)。

特に居間戸は、透明でありながらグレーのスモッグが入っているため、仕切っているようで、仕切っていないような、絶妙な距離感。フレームも16mmと細いので、リビングと玄関ホールにつながりが生まれます。

「これもどうしても採用したかったものの一つでした。入れて大正解です」

Q:ところで、吹き抜けのある家にして、思わぬ“良さ”を実感されたそうですね

「以前の住まいは築30年以上と少し古い家だったせいか、子どもたちが自分の部屋に行きたがらなかったんです。玄関から入ってすぐに階段があって、リビングには扉があって中が見えない。そのまま自室に行くのが怖かったらしいです。ですが今は、リビングを通って2階に行けますし、自室に入っても、吹き抜けがあることでリビングやキッチンから家族の気配が伝わってくるので、誰も怖いと言わなくなりました」と奥様。

「これだけ開放的にすると、音が響きやすくなります。家族構成などによってデメリットと考える人もいると思いますが、わが家の場合、家事をしている音、1階にいる家族の話し声やテレビの音…
そういった物音が
子どもたちに安心感を与えているようです」とご主人。

違う場所にいても、家族を感じられる家。

大きな吹き抜けのある家は、開放感だけじゃないという、新しい魅力を教えていただきました。

Q:最後に、これから家づくりをされる方にアドバイスをお願いします

「ある程度、間取りが決まり、多少のスペース調整ができる間に大型家電や家具を決めるといいと思います。モデルハウスに行って、実際のサイズ感を体感するのもいいですね。そうすれば、大型家電などを入れた後に『こんな感じになるの?』という戸惑いが少なくなると思います。わが家の場合、冷蔵庫をパントリー内に置きたかったのですが、どうしても欲しかった冷蔵庫がパントリーの奥行よりも5㎝ほど大きかったんです。豊栄さんに相談したら、システムキッチンを5㎝ほど前に出しましょうかと解決策を提案してくださいました。結果的に、冷蔵庫はダイニングスペースに置くことで落ち着きましたが、臨機応変に対応してくれる会社さんなんだと、ありがたい気持ちになりました。場所とタイミングにもよると思うので、すべて変更可能ではないと思いますが、まずは変更が可能なうちに大型家電などを決める。入ると思っていたけどどうも入らなさそうだぞとわかったら、豊栄さんに相談してみる。自分の家のことのように、親身になって考えてくれます」

パントリーとユーティリティの間にあるスペースには、ご主人とお子様のロードバイクを保管兼ディスプレイ。下地だけ入れてもらい、金具やスポットライトはご主人がDIYしました。

キッチン横には、最長1.8mまで伸長できるダイニングテーブルを設置。テーブルを伸ばし、人が着席しても余裕で回遊できるよう、2.5mほどのスペースを確保しました。

寝室には、4帖のウォークインクローゼットを設けました。ご夫婦の洋服のほか、お子様のスキー、キャンプ用品、来客用の布団などをまとめて収納しています。

正面外観の窓ラインがとても美しい。「設計さんからアドバイスをいただきながら窓の配置を決めました。なかなか他では見ない仕上がりになって満足しています」とご主人。

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