建具(室内ドア・引き戸など)の調整やお手入れ

ドアがうまく開閉できなくなった時は…


木材の乾燥による収縮が原因でドアが枠に擦れてしまったり、ドアがドアストッパーで止まらずスライドしてしまうことがありますが、調整で直すことが出来ます。

例えばこの写真のように、ドアの上部が枠に当たってしまう時は、ドアの上部にある蝶番の左右調整ネジを右側へ回し調整します。
調整の際はドライバーを使用します(電動ドライバーではなく、必ず手回しドライバーをご使用ください

蝶番にはそれぞれ固定ネジ、左右調整ネジ、上下調整ネジがあります。
最初に固定ネジを緩めてから、左右や前後調整ネジを回してドアの位置を調整していきます。
ドアの傾き具合を確かめながら少しずつ調整することをおすすめします。
なお、ドアが外れてしまう場合があるため、調整ネジは外さないようご注意ください。

ドアが床に擦ってしまう時は、高さの調整が必要となります。
高さを調整したい時は、ドアの蝶番下側にある調整ネジを回して調整してください。

また、閉めたはずの開きドアが負圧で開いてしまう現象は、ラッチのかかりが甘いことが原因となります。
ラッチ受けにある調整ネジで調整が可能です。

以上のように、オーナー様でも調整は可能ですが、難しい場合はドアに傷が付く前に当社へお問い合わせください!


引き戸の戸車にゴミが溜まっているときは…

内装引き戸の戸車はホコリや髪の毛を巻き込み、それらが詰まって動きが悪くなることがあります。
そんな時は、戸車やレールのお掃除をおすすめいたします。

戸車のお掃除の仕方は、引き戸本体を外し、戸車と金具の間に溜まったゴミをつまようじや綿棒等の細長いもので取り除く方法があります。
この時、戸車と金具の間につまようじ等を当てて戸車を回すとゴミが取りやすくなります。

※引き戸本体の取り外しを行う際、引き戸が倒れる恐れがあります。
周囲を確認した上で必ず2人以上で行ってください。

冒頭の動画でも詳しくご説明していますので、ぜひご覧ください!


その他:ベビーゲートを設置する前に

・開閉フェンスの様な突っ張りなどを設置する場合にあらかじめ知っていただきたいこと

一般的に設置する場合以下の場所が主に多く設置されていますが・・・

階段の下り口に設置

キッチンの通路口に設置

幼児が階段に上らない(下りない)ように、またはキッチンに入らないようにベビーゲート(柵)を設置される場合について注意していただきたいことがあります。

片引き戸の壁部分(薄壁)や柱のない部分に突っ張りをされますと、壁が湾曲し既存建具の開閉に支障が出たり、壁部分がへこんだり、クロスが傷んだりすることがあります。
また、柱があっても手摺壁などの柱が天井まで届いていない壁や、突っ張る先に控えになる壁の無い場所では壁が曲がったり、傾いたりします。
壁内々に突っ張る棒や棚、床から天井に突っ張る棚や耐震補助具などについても、仕組みは同じため同様のことが言えます。
これらによって発生した不具合については保証対象外となりますので、ご理解ご了承の上設置してください。

<注意事項>
1.突っ張り過ぎない。
2.突っ張る際は直接クロスに当てずハンカチやタオルを当てるようにしてください。
(クロスに直接当てると、外す際にクロスが一緒にめくれることがあります。)
3.挟む物は色が付いていない無地をおすすめいたします。


豊栄建設でお家を建てられたオーナー様へ
お住まいのアフターサービスに関するお問い合わせは、お客様相談室をご利用ください。

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