おうちキャンプを楽しめる薪ストーブのある家
恵庭市T様邸

全国各地、厳しい暑さに見舞われた2021年の夏でしたが、そこから一転、8月中旬になると、この時季の北海道としては128年ぶりの冷え込みとなり、それをきっかけに一気に秋めいてきました。

そんな季節の移り変わりに、夏が終わってしまったと寂しい思いをしている方がいる一方、早く冬が来ないかと首を長くして待ちわびている方もいるはずです。

今回ご紹介するT様ご夫婦は、まさに後者。

その理由は、ご自宅に「薪ストーブ」を導入したためです。

どのような暮らしをイメージして、薪ストーブのある家をご希望されたのか、詳しいお話をうかがってきました。

 

 

Q:ご自宅にお邪魔して真っ先に
「薪ストーブ」が目に飛び込んできました

 

「薪ストーブは必ず付けたいものでした」とご主人。

広い土間玄関の先に配置したのは創業168年の歴史を持つノルウェーのストーブメーカー「ヨツール」のF500。

ヨツールといえばF500”と言われるほどの人気モデルです。


薪ストーブの話の前に、
ちょっとだけ余談を。

リビングに面した土間玄関。取り入れてみたいとご興味を持つ方が多いのでは?と思います。もしも、実際の様子をご覧になりたい場合は、2021年の最新モデルハウス「東雁来モデルハウス」へどうぞ。

T様宅とは間取りは異なりますが、土間玄関からリビングにアクセスできる使い勝手や開放感、大きな窓から入る自然光による室内の明るさなどを体感できます。ぜひ!


 

本題に戻って…

Q:なぜ薪ストーブを
付けたかったのですか?

 

「冬キャンプが好きで、夫婦でよく行きます。テント内に薪ストーブを設置して過ごすのですが、それを家でも味わいたいと思ったんです」

7、8年前に職場の方に誘われたのをきっかけに、キャンプにはまったというご主人。奥様とお付き合いされていた当時から一緒に出かけるようになり、今ではご夫婦共通の趣味なんだとか。

「まさか冬にキャンプをするなんて想像もしていませんでしたが、実際行ってみると、冬だから人も少なくてとても静か。非日常的な時間が過ごせて癒されるんです」と奥様。

その癒しの時間をいつでも好きなタイミングで、と薪ストーブの設置を決められました。

 

Q:薪ストーブを設置する上で
難しかったことは?

 

「煙突でした」

薪ストーブの煙突には、「壁出し」と「屋根出し」の2通りがあります。それぞれにメリットがありますが、もっとも理想的なのはT様も採用した「屋根出し」。その理由は、煙突を真っ直ぐ上に延ばすことで、上昇気流が強くなり燃焼効率がアップするため。ほかにも、ススやタールが溜まりにくい、煙突掃除がしやすいという点もあります。

ですが、天井に穴を開けるため、雨仕舞の問題が出てきます。雨漏りがしない仕組みを講じる必要がありますが、高い技術力でその課題を無事クリア。ご主人念願の、屋根出し煙突が付いた薪ストーブが設置できたのです。

しかも、「屋根出し」のもう一つの良さは、煙が少ないところ。

前述したとおり、屋根出しは燃焼効率が良いため、よく乾いた薪なら、排気中に含まれている煙の微粒子まで完全燃焼するので、モクモクとした煙は出ないのです。加えて、T様のお宅があるのは、住宅地の角地。

道路に面した側に煙突を設置し、なおかつ、屋根よりも高くしたことで、近隣への煙の問題もクリアしました。(そして、ガルバリウム鋼板の外壁もカッコイイ)

 

Q:冬の暖房は
薪ストーブをメインに
使っていく予定ですか?

 

「いいえ。薪ストーブはあくまで趣味として。普段はパネルヒーターを使います」

よく見ると、確かに薪ストーブの隣にパネルヒーターが設置されています。

理由をうかがうと、将来、お子様が生まれたときのことを考えてとのこと。

「僕も妻も勤務時間が不規則で、ふたりとも仕事で家を空ける可能性があります。子どもが一人で留守番ができる年齢になったとしても、大人のいない環境で火を使うのは危ないし、たぶん薪ストーブに火を入れることもできないと思います。それでパネルヒーターを入れました。これさえあれば、僕たちが留守中の暖房も安心なので」

 

Q:ご自宅でキャンプ気分を味わえる、もう一つのこだわりがあるそうですが?

 

「ガレージです」

土間玄関を、薪ストーブを背にして進むと、ガレージにつながる出入口が。

 

なんと!そこはただのガレージではありませんでした。

セカンドリビングとして活用されているんです!

「車を入れるためではなく、キャンプ用品を収納したり、天候に左右されずBBQをしたり、自由に遊べる空間がほしいと思ってつくりました。すべての壁に断熱材を入れているので、冬も過ごせます。テレビも見られるようにしているので、プロジェクターで映した大画面でスポーツ観戦を楽しんでいます」とご主人。

シャッターを開けると、この開放感。

ご夫婦のその日の気分で、薪ストーブのあるリビングと、セカンドリビングを使い分けているそう。ご自宅で、趣の異なる空間を行き来できるなんて、夢のようです。

 

Q:これから家を建てる方に
アドバイスをお願いします

 

「こうしたいという要望は全部伝えた方がいいと思います。それを受けて、営業さんや設計士さん、インテリアコーディネーターさんが考えてくれて、私たちの暮らしに合った形で提案していただけます。無理かもしれないと思いとどまるのではなく、要望や気になることは、まずは伝えてください」と奥様。

 

Q:ちなみにどのような
ご要望を出されましたか?

 

「私たちにはできるかどうかはわかりませんでしたが、まずは言ってみよう!と思い伝えてみたのは梁です。解放感を出すために吹き抜け部分の梁の本数を減らしてほしいと伝えました」

ご覧の通り3本の梁が入っていますが、当初は5本入る予定でした。ご要望を受け、構造そのものの見直しと構造計算を再度行い、3本になりました。

奥様のおっしゃるとおり、言わずにいるよりも、気になったことはどんどん話してください。仮にお応えすることが無理だったとしても、最善策をご提案します。

 

Q:最後に、豊栄建設を選んで
良かったと思えるところは?

 

「自由に設計ができて、こちらの要望をたくさん聞いていただけたところです。他の住宅メーカーで建てた知人の話だと、決まった間取りから変更できなかったとか、要望を伝えても満足のいく仕上がりにならなかったそうです。豊栄さんは伝えたことを全力で考えてくれて、取り入れてくれました。おかげで快適な毎日を過ごしています」

空間を広く見せるスモーキーブルーの背面が活きたキッチン。ステンレスの天板を配したI型キッチンはタカラスタンダードのオフィリア(同じキッチンを東雁来モデルハウスでご覧いただけます)。

吹き抜けの開放感や広さを活かすよう、圧迫感のないシースルーの階段を採用。梁とのブラックともリンクしているので、一体感があり、とても美しい仕上がりになりました。

ドアは、パナソニックのベリティス クラフトレーベル ネイビーオーク柄で統一。床材で使用している大建工業のMYフロア ラスティックペカンとの相性が抜群です。

ウォークインクローゼットは寝室に設けず、廊下からアクセスできるように。ご夫婦とも夜勤のあるお仕事なので、休んでいるお相手の睡眠を妨げたくないという配慮からこのようにされました。

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