理想だった「ホテルライクなリビング」がある住まいを実現。

札幌市K様邸

注文住宅の場合、住みたい家にこだわると予算をオーバーしてしまうので、妥協せざるを得なかった…という話をよく聞きます。

 

しかし、チャレンジ999のコンセプトは、「不要なものは省き、譲れないものにはとことんこだわる」です。お客様の理想を叶えるため、土地探しから家づくりまで、徹底したサポートを心がけています。

 

今回お邪魔したK様ご夫婦も、一度諦めた「ホテルライクなリビング」を実現し、新しい住まいでの暮らしを満喫していらっしゃるそう。どのようなこだわりを盛り込まれたのかお話をうかがってきました。

 

 

 

Q:家を建てようと思ったきっかけは何でしたか?

 

「主人も私も、実家が一軒家だったこともあり、いつかは私たちも一軒家に住みたいと思っていました」と奥様。

 

2018年1月ごろから動きはじめ、土地を探していたそうで、そこで見つけたのが、JR駅の近くで、しかも、奥様のご実家から歩いてたった3分ほどの売地でした。お子様を通わせたいと思えるような保育園もあり、予算内で、広さも十分。すぐさま土地を管理している住宅メーカーに問い合わせたところ、それが豊栄建設だったのです。

 

 

 

Q:豊栄建設にはどのような印象を持ちましたか?

 

「自由度が高くて、私たちのやりたいことを叶えてくれそうと思いました」

 

実は、K様ご夫妻は、シンプルモダンな家がお好みで、別の住宅メーカーでの家づくりを検討された時期がありました。しかし、予算が合わず諦めてしまったそうです。似たようなテイストの家をつくる会社を訪問する中、土地をきっかけに出会ったのが豊栄建設でした。

 

「親身に私たちの話を聞いてくれましたし、“当社のテイストはこれです!”といった押し付けもなく、私たちの希望に沿って自由につくれるという感じでした」と奥様。

 

ご主人も「家を建てたときの月々の支払いと、これまで払っていた家賃とを比べたとき、豊栄さんだったら一軒家を持つことは可能だと感じました。なので、文句なしだねと、ほぼ即決でしたね」。

 

 

 

Q:家づくりのこだわりを教えてください

 

「もっともこだわったのは、リビングです」

 

 

リビングのテーマは「ホテルライク」。

 

余分なものは省き、シャープで高級感あるシンプルモダンな家にしたいと思っていたK様ご夫妻。家づくりにおいて、リビングにすべてを注いだといってもいいほど、照明、壁紙、床材、さらにコンセントやスイッチの位置やデザインなど細部にまでこだわりました。

 

そして、もう一つのテーマは「開放感」。

 

 

吹き抜けを大きく設計し、それを活かすように、窓やドアといった開口部は天井の際まで開けたハイタイプを採用。特に、ソファ背面のテラス窓には、遮光した際も圧迫感を感じにくい、特注品のバーチカルブラインドを設けました。そのため、縦ラインが協調され、さらに開放的な空間に。

 

 

壁掛けテレビを設置した部分のみ、レンガ風のポイントクロスにしたことで、メリハリも生まれました。

 

また、開放感を壊さないよう、設置するテレビ選びにもこだわったそう。

 

「とにかく、リビングはすっきりとした見た目にしたいと考えたので、外付けスピーカーは採用せず、モニター内にサラウンドスピーカーが内蔵されたものを選びました。性能も良く、壁に反射して音が中心に集まる仕組みになっているので、いい音で映画やスポーツ観戦を楽しめます」とご主人。

 

スマートスピーカーにも接続しているので、呼びかけ一つで、電源を入れたりインターネットにつないだり、聴きたい音楽を流してくれるそう。「リモコンが不要なのでサイドテーブルもすっきり。あれこれ探す必要もなく、その場から操作できるので、とても便利です」と、奥様も気に入っている様子。で、気になったのは、テレビのオーディオ機器やインターネットのルーターなどがどこにあるかです。それらはすべてここに収納されていました。

 

 

テレビ横に設けた、ワンちゃん用のスペースの奥です。ワンちゃんの届かない位置に棚をつくり、そこにすべて収めました。なので、見える場所にテレビボードを置く必要がありません。

 

*図面でご覧いただくとこのような感じです!

 


続いてはキッチン。

 

キッチンもリビングとの統一感があり、こちらも開放的。

 


実は、当初は、ダイニングが右側、シンクが中央、コンロが左側に配置予定でしたが、換気扇用の壁によって視界が遮られてしまうので、視線がリビングの奥へ抜けるよう、設置場所を変更。見た目はもちろん、動線もスムーズになりました。

 

奥にある、換気扇用の壁ですが、この裏には、お知らせなどを貼れるニッチを設置。

 

 

保育園からの連絡など、忘れないよう見える場所に貼っておきたいですよね。だけど、そういったものはどうしても生活感が出てしまいます。ですが、ここなら大丈夫。

 

雑然としてしまうもの、見せたくないものはすべて隠れているので、ご覧のとおり。とても便利なアイデアだと思いました。

 

*換気扇用の壁の奥に見える扉は食品庫です

 

 

 

Q:お気に入りの場所はありますか?

 

「2階のホールにある、僕の勉強スペースです」とご主人。

 

 

回廊式のホールの一角に、ご主人の書斎がありました。

 

資格を取得するのが趣味というご主人。すでに行政書士と宅地建物取引士を独学で取得し(すごいっ!)、現在、社労士の取得を目指して勉強中とのこと。お子様を寝かせた後、1時間、デスクに向かうのが毎日の日課だそうです。

 

「目の前に窓があるので、そこからの景色を眺めながら気持ちよく勉強しています。将来、子どもが大きくなったとき、一緒にここで勉強したいですね。そのために、長めのデスクを置きました」

 

今日、取り組むだけの教材を持ってきて、ここで勉強すれば、まるで図書館や、学校の自習室のように集中でき、はかどりそうです。

 

 

 

Q:家を建ててよかったと感じる瞬間はどんなときですか?

 

「寒い日の朝や、外から帰宅したとき、家の暖かさに触れた瞬間です。床暖を入れたのが大きくて、以前の住まいとは全然暖かさが違います。1階はほとんど床暖だけで暖かくなるので、ファンヒーターのような床置きの暖房機器は置いていません。なので、見た目もすっきりしていますし、子どもが触って火傷をする心配もありません」と奥様。

 

好きな音楽を聴きながら、温かいものを飲み、温かい部屋でのんびりとした夜を過ごす。

 

もともとカフェが大好きで、お子様が生まれる前は、よく外へお茶をしに出かけていたそうなので、そのような時間を自宅で過ごせるようになったのが嬉しいと、顔をほころばせながらお話していた奥様が、とても幸せそうでした。

 

カーポートと、その奥にコンクリートテラスを設けました。「以前の青空駐車場とは違い、除雪もしやすく便利になりました。来年の夏は、テラスでBBQをやりたいです」とご主人。

ポイントクロスやカーテンはダークな色味を入れ、落ち着いた雰囲気に仕上げた寝室。ウォークインクローゼット内には柄物のクロスを貼り、ちょっとした遊び心も取り入れました。

お子様の部屋。いくつになってもお子様の好きなようにアレンジできるシンプルなつくり。自室を得たことで自立心が芽生え、先日、一人で寝ることができたそう。

洗面台をユーティリティから独立させ、なおかつ、ボイラーは別収納を設けてそこに隠しました。「うまくまとめるために悩んだ場所の一つですが、満足できる仕上がりになりました」。

タンクレスのトイレを採用し、手洗いを別に設置。ペンダントライトの明かりと、シックな壁紙がとてもマッチしています。

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