北海道で玄関フード・風除室は必須?そのメリットとデメリットは?

玄関フード・風除室をつくるメリット

今回は北海道の住宅設備として欠かせない「玄関フード・風除室」について紹介していきます。

玄関フード・風除室は玄関ドアの外側につくられた部屋のこと。部屋といっても、居住するための場所ではなく、玄関を出たところにつくる小さな空間です。公共施設やファミリーレストラン、コンビニなどで気づかずに利用していることがあるかもしれません。

玄関フード・風除室を置くことで、どんなメリットがあるのでしょうか。

悪天候時に出入りがしやすい

雨風が強いときに濡れるのが嫌で、玄関先で慌てて鍵を探したり傘をたたんだりした経験はありませんか。慌てるほどに作業はスムーズに進まず、結局は濡れてしまった…という方も少なくないでしょう。
そんなときに玄関フード・風除室があれば、いったん玄関フードに入り、雨風の当たらないところでゆっくりと鍵を探したり服に付いた雨を払ったりすることができます。また、北海道などの雪が多い地域では、玄関前の雪の吹き溜まり対策としても有効です。

玄関ドアは外に押して開ける「開き戸」が多いと思いますが、玄関フード・風除室は横に引いて開ける「引き戸」が一般的。引き戸であれば、風でドアが勝手に閉まったり外に雪が積もって開けられなかったりといった事態を避けられます。

手前(室内側)に開く「開き戸」タイプもありますが、玄関が奥まっていると玄関フード内が吹き溜まりになる場合もあるため注意が必要です。

玄関の凍結防止・寒さ対策になる

寒さの厳しい北海道では、札幌市でも1月2月はほぼ真冬日。断熱性能が高い家でも玄関ドアを境にした家の中と外の温度差は防ぎにくく、ドアの内部で結露が起きてしまうことがあります。結露で生じた水が凍ってしまって玄関の鍵が入らなかったり、入っても回らなくなったりしてしまうトラブルが起こることも。

急いで外出するときは困りますし、帰宅時に玄関ドアが開かず寒い中で立ち往生…となってはたまりません。隣近所に助けを求めたり専門の業者を呼んだりしたとしても、時間やお金がかかってしまいます。

玄関フード・風除室があれば、玄関ドアが直接外気に触れないため結露や凍結が起こりにくく、凍結対策として有効です。また、転倒事故の原因にもなる玄関前の地面の凍結も防ぐことができます。

家の中が汚れるのを防げる

雨で靴がひどく濡れてしまったり泥だらけになってしまったりすることもありますが、そんなときも玄関の外に玄関フード・風除室があれば、家に入る前に靴やコートの汚れを落としたり脱ぐことができるため、家の中を汚さずに済みます。

玄関フードで防げるのは、目に見える汚れだけではありません。玄関を開けたときに雨や雪が吹き込むことを防げるのはもちろん、花粉を服から払い落とすのにも便利なスペースとして活用可能です。

簡易的な物置として使える

玄関フード・風除室は玄関と外をつなぐスペースなので、外で使う道具や持って帰ってきた荷物を一時的に置いておくこともできます。冬には雪かき用のスコップ置き場としても便利。
外や玄関、車庫などに保管しておくと、いざ雪が積もったときにスコップが取り出せなくなるということも、北海道のような雪の多い地域ではよくある話です。他にも、外出時に使うベビーカーや子ども用の遊具を置いておくのにも利用できます。

玄関ドアの傷みを軽減できる

玄関ドアは外部に面していて風雨にさらされる場所ですので、ホコリや汚れがつきやすく、日光による紫外線などもドアを傷めます。そういったダメージになる要因を玄関フード・風除室で防ぐことで、ドアを綺麗な状態で保ちやすくなり、取り換えや修理といったメンテナンス費用が節約できます。

玄関フード・風除室のデメリット

いいことづくしのように見える玄関フード・風除室ですが、デメリットもあります。実際の暮らしをイメージしながら、メリット・デメリットのバランスを考慮して検討してみてください。

設置コストがかかる

玄関フード・風除室を設置するためには当然お金がかかります。家自体の金額から見ると小額にはなりますが、予算に応じて検討しなければなりません。施工内容や玄関フード・風除室の種類にもよりますが、設置費用の相場は概算で15万~50万円ほど。また、床面積が増えることになりますのでその分の固定資産税もかかります。

夏場に熱がこもってしまう

外の冷気とのクッション役になる玄関フード・風除室ですが、暑い日には熱がこもってしまう場合があります。人が通るとき以外は開け閉めされない温室と考えると想像しやすいかもしれません。ですが、換気窓をつけて風の通り道をつくることで改善できるため、玄関の日当たりがよく熱気がこもりやすいといった場合でも対策が可能です。

2つドアを開ける手間がかかる

玄関フード・風除室は建物(玄関)と外の間に空間をつくる必要があるため、当然ドアで閉じられた部屋をつくります。家から出入りする場合には玄関ドアを開き、さらに玄関フード・風除室のドアを開けるため、2回のドア開閉が必要です。
玄関フード・風除室のメリットを感じにくい季節の場合は、こういった手間が煩わしく感じてしまうかもしれません。

玄関フード・風除室の種類

ひとくちに玄関フード・風除室といっても、形状によって4種類に分けられます。建物の形状と玄関の位置によって施工する方法が変わってきますので、新築時には間取りと合わせて検討してみてください。

I型(目安費用15万円~)

I型は、玄関が外壁に対してへこんだ(凹)位置にあって、玄関を出てすぐの両脇が外壁になっている場合に設置できます。玄関から見て正面に当たる面だけを施工しますので、他のタイプに比べて費用も安くなる傾向です。

外付けI型(目安費用20万円~)

外付けI型は、玄関が外壁と同じ面にある場合に設置可能。玄関フード・風除室を部屋ごと玄関の前につくるイメージです。玄関フード・風除室の屋根と壁面3面を全て新設して玄関を囲むため、I型よりは費用が必要になります。

L型(目安費用25万円~)

L型は、玄関が建物角の奥まった位置にある場合の設置形式。建物の外壁面に合わせて玄関フード・風除室の壁面2面をL字型に設置し、屋根は既存のひさしを活用して施工する形です。

C型(目安費用30万円~)

C型は、ひさしだけが出ている奥まった玄関の場合の設置方式。C型ではI型で追加した正面のほかに、左右の側面も設置することになります。正面1面だけを施工するI型、左右2面を施工するL型に比べて、3面を施工するC型は費用がかかる傾向にあります。

C型のほかにも形状からコ型やU型と呼ばれることもありますが、工法は同じ。C型は家の外壁を利用しないぶん比較的自由に施工することが可能なため、広めにつくって物を置くスペースを増やすなど、使い勝手に合わせて柔軟に設置しやすい方法になります。

レール式と上吊り式(ハンガー式)

レール式と上吊り式(ハンガー式)は、玄関フード・風除室のどの種類であっても考える必要があるドア形状の違いになります。

玄関フード・風除室のドアは基本的には引き戸ですが、上下どちらにドアを取り付けるかによってレール式と上吊り式(ハンガー式)に分類。レール式は床に溝があるタイプで、サイズやオプションが多く汎用性が高い方式ですが、床にレールがあるためつまずきやすいのが難点です。

一方の上吊り式(ハンガー式)は、天井からドアを吊り下げる方式。床にレールがないのでつまずくことはありませんが、ドアが浮いているため床との間にすき間ができやすく、ホコリや冷気が入る可能性があります。

家づくりは決断の連続です。

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★風除室を設置した事例を見る>>

近年は性能のよい素材が出てきたり、施工技術が向上して断熱性能が高まってきたりしたため「玄関フード・風除室はいらない」という意見もありますが、断熱性能だけではなく、有効活用できるスペースをつくる方法としても検討する価値があります。

見た目やイメージだけではなく住んでからも快適な家づくり。ぜひ、ショールーム「ハウジングラボサッポロ」に足を運んでいただき、ご自身の五感で豊栄建設の家を確かめてみてください。数ある素材や設備を何度でも見比べ確認することができます。

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※豊栄建設株式会社とグループ企業であるロゴスホームの戸建住宅の実績(2021年1月~12月)/住宅データバンク調べ

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