素材にこだわった欧風ハウス

札幌市西区M様邸

施工事例では、これまでお客様のマイホームを紹介してきました。

皆さんそれぞれ想いやこだわりがあり、豊栄建設は一つひとつカタチにしてきました。

そんなお客様の家づくりをお手伝いしている豊栄建設の社員は、どんなお家に住んでいるのでしょうか。ちょっと興味ありませんか?

 

そこで今回は、『豊栄建設で建てた社員の家』を紹介!

かつて営業として多くの家づくりに携わり、現在はホームアドバイザーを務めるMさんのお家に潜入してきました。

 

Q:本日はよろしくお願いします!

「よろしくお願いします。どうぞゆっくりご覧ください」
と、出迎えてくれたのは、かつて営業としてお客様の家づくりをサポートし、現在はホームアドバイザーとして働くMさん。

2022年4月に結婚したのを機に、マイホームを建てました。引き渡しは結婚からちょうど1年後の2023年4月。スピーディーに家づくりが進み、訪問した8月にはすっかり新居での生活に馴染んだ様子でした。

 

 

永く美しい

我が家にするために

 

Q:早速ですが、外観がとても可愛いですね

「ありがとうございます。外観は、私と妻がもっともこだわったところです」

おとぎ話に出てきそうな可愛らしい外観。
特に三角屋根は、欧風のお家が好みという奥様のたっての希望だったそう。

 

「デザイン性はもちろんですが、性能も意識して、屋根の素材にはデクラミラノを採用しています。これは天然石のストーンチップを焼き付けたタイルで、軽量でありながら遮音性、耐風圧性、耐熱性、そして北海道には欠かせない無落雪性も高いという優れものです。

この屋根素材にマッチしたものをと考え、外壁にはケイミューさんの光セラ18を合わせました。こちらは色褪せや日焼けがしにくい素材なので、永く美しさを保つことができます」

 

Q:ポーチと玄関のタイルもおしゃれ

「これも妻の趣味です。とにかく外も中も可愛い家にしたかったみたいです」

平田タイルさんのピエドゥラというのタイルを使った玄関。

Mさんによると

「このタイルは1枚1枚、それぞれに絶妙な色ムラがあるので、1色だけでも十分おしゃれに仕上がります。

ですが、わが家では4つの色を3:3:2:2のミックスで使用しました。ポーチ、玄関、土間収納合わせて70万円ほどかかりましたが、それだけ予算をかけた価値はありました」

 

Q:シューズボックス上はヘリンボーン

「これは、北海道を拠点とする無垢フローリング専門メーカーであるシーゲルさんのデザイナーズウォールなんです。ほかにも、造作ミラー、1階フローリングなど、随所にシーゲルの製品を使いました。」

仕上げに自然オイルを使っている安心感、無垢材ならではの柔らかな肌触りがお気に入りだそうです。

 

Q:洗面台も無垢材を使ったものですよね?

「はい。こちらはウッドワンさんの無垢の木の洗面台です。

こちらも40~50万円と少々お値段がはりますが、無垢材は使うごとに風合いが変わり、経年とともに違う表情を愉しめます。永く使うことを考えたら、逆に安い買い物ではないかと思っています」

 

淡々と、そして流暢に素材や設備について解説してくれるMさんw

この先のしつらえにますます期待が高まります。

 

 

ヌックのある暮らし

 

Q:では、お待ちかねのリビングです!

扉を開き、目に飛び込んできたのは、大きな吹き抜けがある約23帖の開放的な空間。

ダイニングにも大きな窓が配置されており、とにかく明るい。

 

その奥には何やら別空間が設けられていました。

「将来、子どもを授かったとき、子どものお昼寝場所や遊び場として使える多目的スペースがあるといいなと思い、ヌックをつくりました」

ヌックとは、2~3帖ほどのこぢんまりとした心地よい空間のこと。

リビングにいる家族の気配を感じながら一人の時間を愉しめる場所です。

「落ち着ける空間」を意識し、内装にこだわったとか。

「アールの開口部と室内窓を設け、壁にはアイカ工業さんの塗り壁を施しました。照明は、真鍮とガラスを組み合わせたディクラッセさんのペンダントライトです。

程よい明るさと、壁に映し出されるフレームの陰影がきれいだね、と妻も私も大満足です」

 

Q:ところで、ヌックの場所に今人気のファミリークローゼットをつくるという選択肢は?

「1階に着替えなどを収納できる場所があると便利ですよね!お客様にそのような希望を持っていらっしゃる方も多いです!実はこの隣、ダイニング側に収納スペースがあるんです!」

 

こちらには衣類やバッグなどを収納されているそう。
リビングから見えない位置にあるので、来客中であっても気兼ねなく出し入れができます。

 

 

収納は大きさだけが

決め手ではない

 

Q:使い勝手は良さそうですが、小さくないですか?

「いいえ、夫婦2人で十分なスペースです。子どもがいたとしても足りますね。メインの衣類収納は2階・主寝室のウォークインクローゼットにして、冬になったら冬物を、夏になったら夏物を、ここに入れ替えます。季節ごとにこまめに衣替えをすれば、1階のファミリークローゼットは大きく確保しなくても済むんですよ」

しかも、季節ごとに衣替えを行なえば、衣類の断捨離もできて、モノが増えないと言われています。

1か所にまとめて収納するよりも実は魅力的かもしれません。

 

Q:キッチンも素敵!どのようなところにこだわりましたか?

「妻がセラミックの天板を使っているキッチンにしたかったようで、いろいろ探したところ、リクシルのショールームで見つけました。一目惚れみたいだったらしいですよ」

このキッチンは、リクシルさんのリシェルSIです。
奥様のこだわりだったセラミックトップに加え、前面の収納に施された框扉が決め手になったとか。

「セラミックトップで框扉があるキッチンは、リクシルだけです。おしゃれで、なおかつ丈夫。天板は包丁の刃を当てても傷が付かず、衝撃にも、熱にも強い。黒ずみにくい素材なので、永くきれいな状態を維持できる点が魅力でした」

 

Q:家づくりで大切にしたことは何ですか?

住まいは経年により見た目も機能も劣化します。

だからこそ、
きれいな状態で、永く住める家
であることを大切にしました。

例えば、外壁の場合、一般的な素材を採用すると10年ごとに塗り替えが必要で、1回につき約100万円かかります。これが40年間メンテナンスフリーの素材ならほぼ塗り替え不要で、細かい補修が発生してもせいぜい10年間で10万円くらい。

つまり、
メンテナンスフリーの素材を選べば、将来的にかかるコストは10分の1
ということです。

私たち夫婦は、この家を終の棲家と考えています。

人生でもっとも長い時間を過ごす場所になるので、いつまでもきれいで快適な空間を維持したいと、初期費用を投じてでも出来る限り、メンテナンスフリーや経年で美しくなる変化する素材にこだわりました」

 

Q:とはいえ、予算の心配はありませんでしたか?

「長年、営業として働いていたので、どこに何を採用するかイメージしただけで、おおよその金額がわかるんです(笑)。チャレンジ999なら、あれこれ盛り込んでもこの額は超えないだろうなという確信があったので予算に対する不安はなく、妻にも制限をかけず好きなようにやっていいよと伝えました。

むしろ、もう少しリビングを広くしても良かったなと思ったくらいです。」

 

Q:施主を経験されて、仕事に対する意識の変化はありましたか?

「大切な人とどんな家で過ごしたいか?いざ家づくりを始めると、ものすごく本気になるんですよね。そして、これまで想像もしなかった思いが出てくる。

きっと、これまで担当させていただいたお客様も、皆さんそうだったと思うんです。

だからこそ、こちらもお客様と同じ目線で本気になって、自分の家のことのように考えて、一緒につくりあげていくことが大事なんだと、改めて確認できました。

家を建てたからこそ実感できたことなので、良い経験をさせてもらえました」

 

Q:最後に、これから家づくりを考えている方にメッセージを

「豊栄建設は、スタイリッシュモダン、ホテルライク、ブルックリンテイスト、西海岸テイスト、そして、わが家のような欧風テイストなど、幅広くご要望に応じることができます。

なおかつ、チャレンジ999ならコストを抑えて、性能をしっかり担保した上で、最適なアイデアを提案できます。そのレベルは、どこにも負けない自信があります。なので、ぜひお気軽に相談しに来てください(笑)」

 

お風呂上りにすぐスキンケアをしたいという奥様のご要望に応えて、ユーティリティ内にパウダールームを設けました。隠れ家っぽい雰囲気が素敵です。

主寝室の窓にフラワーボックスを設置。グリーンシーズンは鉢植えを置いて室内から花のある風景を愉しみたいという奥様のご要望。水やりのために2階にも洗面台を設けました。

リモート会議や在宅ワークのために、2階にMさんの書斎をつくりました。1.5帖というおこもりにちょうどいい広さ。カウンターのダークグリーンはMさんのこだわりです。

将来、お子様と一緒にゆったりと入浴するのが楽しみ!とMさん。ボタン一つで洗浄と除菌ができる機能が付いているので、お手入れも簡単です。

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