アイデアが盛りだくさんの、ナチュラルテイストの家

江別市T様邸

唐突ですが、「豊栄建設」と聞いてどんな家を思い浮かべますか?

 

スタイリッシュでシンプルな、大人カッコいい家を想像する人が多いように感じます。現に、これまで見させていただいたお宅のほとんどがそうでした。なので、今回お邪魔したT様のお宅を拝見したとき、とても驚いたんです。

 

豊栄って、ナチュラルテイストの家もつくれるんだ──と。

 

この驚きは、T様ご夫妻も同じだったよう。今回は、その当時のことを振り返るところから、T様の家づくりの物語は始まります。

 

 

Q:ナチュラルテイストの家をご希望とのことでしたが、豊栄建設を選んだ決め手は?

 

「実は“土地”でした」とご主人。

 

ご実家や職場に近い、住みやすい土地をたくさん管理していたことが決め手の一つとなりましたが、奥様が希望する“ナチュラルテイストの家を建てられるのか”については、少々不安だったとのこと。

 

もちろん、奥様も決断を下せずにいました。

 

「家を建てようと決めたとき、資料請求も含めて約15社の住宅メーカーで検討しました。それぞれの特徴などがわかる中で、豊栄はシックな家を建てる印象しかなくて、本当に大丈夫なのかなって。担当者さんには『何でも出来ますよ』と言われましたが、なかなか一歩を踏み出せずにいたんです」

 

そんなある日、奥様はInstagramでとある家を見かけました。

 

「素敵なナチュラルテイストの家で、どこの住宅メーカーで建てたのかを知りたくて、恐る恐るメッセージを送ったんです。すると『豊栄です』と返ってきて。これをきっかけに私も主人も、豊栄に対する印象ががらりと変わりました」

 

 

Q:どのようなところにこだわりましたか?

 

「“見せるキッチン”にしたいと思いました」と奥様。

 

管理栄養士として働いている奥様。帰宅後も、ご自宅で料理の試作をしたり、レシピを考えることがあり、キッチンで過ごす時間がとても多いそうです。そして、将来的には近所の小さな子どもたちを集めて料理を教えるのが夢とのこと。

 

「なので、キッチンを挟んで向かい合えるよう、オープンキッチンを選び、背面は好きなキッチン雑貨を飾って可愛い感じにしました。機能的でありながら、振り向けば自分の好きなものばかり。気分を上げて仕事や家事ができる空間になりました」

 

 

また、キッチン横には食品庫も設置。

 

 

冷蔵庫といった見せたくないものを収納しているほか、玄関ホールから直接アクセスできる動線にもこだわったので、重い買い物袋があっても最短ルートで冷蔵庫へ運べます。食品庫内の黄緑色のチェックのクロスも素敵です。

 

そして、キッチンの隣に設けたダイニングスペースは、梁見せ天井に。ナチュラルテイストのイメージといえば、これです。

 

 

「梁見せ天井のある空間に憧れていて、家を建てるなら絶対にやりたいと思っていたものでした。でも、実はこれ、古木調のクロスを貼ったものなんです」とご主人。

 

本物の木でつくるとコストが割高になる梁見せ天井。ご予算の関係上、諦めてしまう、または梁見せ天井にすることで、他にやりたかったことを諦めるなど、苦渋の二者択一を迫られることがあります。まさに、ナチュラルテイストの家の難しさはここ。希望をすべて盛り込むと予算をオーバーし、何も決断できないまま進めなくなってしまう。もしくは、これくらいならと妥協はしてみたものの、後々「やっぱりやっておけばよかった」と後悔する。そのような人が少なくありません。

 

ですが、豊栄建設は、長年の経験とそこで培ったアイデアを駆使して、お客様のご希望を出来るだけ叶える提案を行ないます。

 

「そのおかげで、洗面台はオプションの造作物を入れることができました」

 

 

無垢材を使った製品が大好きだという奥様。洗面台もそうしたいと担当者に伝えたところ、イメージに合うデザイン画を描いてきてくれたそうです。「デザイン画を見ながら、二人で並んで仕度ができるよう広くしてほしいなど、打ち合わせを重ねたら、こんな素敵な洗面台になりました」と奥様。

 

ところで、梁見せ天井をはじめ、T様のお宅はクロスの活用の仕方が秀逸。

 

 

「統一感を持たせつつも、それぞれ趣が異なるので、場所を変えるごとに気分が変わります」とご主人。なかでも、ご主人の一番のお気に入りは、2階のフリースペースです。

 

 

Q:家づくりをしていく中で気をつけたことは何ですか?

 

「担当者さんからまず最初に聞かれた『どんな暮らしがしたいか?』について、何度も主人と話し合いました」と奥様。

 

いろいろと考えをめぐらせて、眠れない夜もあったそうです。そして、自作の“家ノート”に、自らイラストを描いたり、イメージに合う写真を貼ったりしながらまとめ、それを持って打ち合わせに臨んだとのこと。

 

「例えば、美容室に行ったとき、思ったとおりのヘアスタイルにならないときがあります。それは美容師さんが下手だからじゃなくて、たぶん、自分のイメージをちゃんと伝えられなかったからだと思うんです。その経験をもとに、家づくりも絶対失敗しないようにと、しっかり悩んで、目に見える形にまとめました」と奥様。

 

その思いの強さが担当者にも伝わりました。

 

「私たちと同じくらいの熱心さで打ち合わせをしてくれて、照明、クロス、タイル、さらには配線場所まで、希望を言えば、非常に細かく情報を集めていただき、たくさんの選択肢から納得できるものを選べました。その熱意に心から感謝しています」

 

現在は、外構をどうしようかと悩んでいるとのこと。奥様のご希望は、家庭菜園コーナーをつくり、お子様と一緒に野菜を育てて、収穫し、並んで料理をすること。ご主人は、庭にテントを張って、お子様とキャンプをしたいんですって。

 

生後3カ月のお子様を胸に抱いて、「ね、一緒に庭でキャンプするんだもんね」と、優しく語りかけているご主人がとても幸せそうでした。

外観にもこだわり、正面に流れ屋根を設けました。「室内だけでなく、外からの見た目にもテンションが上がります」とご主人。家に帰るのがより楽しみになったそうです。

玄関と土間の間にスイングドアを設置。ドアの高さをはじめ、ニッチの配置までデザイン画をおこし、細かく調整しながら決定。キッチン同様、“見せる玄関”にしたいというご要望が見事に叶いました。

リビングは吹き抜けになっており、上には大きな窓を配置。「子どもの授乳期間中なので、夜中に起きることがあるのですが、この窓から満天の星空が見えるんです」と奥様。

主寝室には、落ち着けるようにとグリーンのアクセントクロスを採用。収納力がたっぷりなウォークインクローゼットもあり、左右で奥様用とご主人用に分けています。

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