合理的な収納スペースで、モノに対するストレスのない家

札幌市W様邸

家の設計をする際、お客様にご要望をうかがうのですが、上位に入るものに「収納スペースの確保」があります。大きなウォークインクローゼット、土間収納、パントリー、階段下収納などなど。生活していくなかで増えていくモノたちをいかに片づけられるかに重点をおく方がとても多いです。

 

これらの収納スペースを合理的に配置し、モノに対するストレスの軽減を実現されたのが、今回ご紹介するW様のお宅です。

 

どのような視点で収納スペースの配置を考えられたのか、お話をうかがってきました。

 

 

Q:家を建てようと思ったきっかけは?

 

「子どもたちに実家をつくってあげたいと思いました」とご主人。

 

仕事柄、数年に一回のペースで転勤の可能性があるというW様。このことで特に気にされていたのはお子様のことでした。転勤のたびに仲のいいお友だちと離れ離れにさせてしまうのは申し訳ない。ならば、お子様に定住の場をつくってあげよう。そう思ったのがきっかけだったとのこと。

 

そのように考えはじめた矢先に学生時代を過ごした札幌への転勤が決まり、この地に家を建てることにしたそうです。

 

 

Q:クリオスの家を選んだ理由は?

 

奥様は「耐震性の高さ」、ご主人は「高気密、高断熱」が決め手になったそう。

 

2011年に発生した東日本大震災。このとき、関東にお住まいだった奥様は、たいへん怖い思いをされました。本震の後に何度も続いた余震。そのたびに、ご自宅があったマンションの4階は大きく揺れたとのこと。

 

「この経験から、家を建てるなら丈夫なものがいいねと。その希望に沿う家が『クリオスの家』でした」

 

その決め手は、ハイパーシェル2×6工法という、箱を組み立ててつくる工法を採用しているところ。一般的な2×4工法に比べて1.8倍の強度、耐震性をもっています。しかも、ご主人たってのご希望だった、高気密、高断熱という性能も兼ね備えています。

 

「この説明を聞いて、素人ながら丈夫そうだなと感じました」と納得され、豊栄建設への依頼を決断されました。

 

 

 

Q:家づくりにおいてのどのようなご要望を?

 

「最初の段階で伝えたのは、吹き抜け、和室、回遊式、効率的な家事動線、土間収納、2階トイレ、子ども部屋を2室、主寝室、ウォークインクローゼット、1200サイズの洗面台でした」と奥様。

 

そこで上がってきた図面は、玄関からユーティリティに行ける回遊式に重点を置いたもの。

しかし、どこに何を設置するかというよりも、どこに何を片づけたいのかを考えたほうがいいというご友人のアドバイスをもとに、図面上で日々の生活をイメージしたところ、どこか憧れが優先していて、現実的ではなかったように思ったと、奥様は振り返ります。

 

「回遊式にするよりも、収納を多く設けることのほうが、私たちの暮らしに合っていると思うようになったのです」

 

そこで回遊式をやめ、収納を優先したものに変更。

これによって、効率的かつ大容量の収納スペースを手に入れました。

 

 

 

キッチン横の物入には、掃除道具やプリンター、リビングで使うものなどのほか、お子様の着替えも収納しています。

 

さらに、キッチンからの動線がスムーズなユーティリティへ。3人は並んで仕度ができる1200サイズの洗面台の向かいにも、大きな整理棚を設けることが可能に。

 

 

こちらには、洗濯、洗面道具を置いているほか、とても便利な使い方をされているそう。

 

「ちょっと出かけたときに羽織ったカーディガンや、一度履いたものの洗うほど汚れていないジーンズなど、しまいたいけどクローゼット内に入れるのはどうかと思う衣服を置いています」

 

どちらの収納も可動棚なので、お子様の成長やライフスタイルに合わせて変更することも可能です。

 

「身の回りのものから子どもの身支度セットまで、これらの収納スペースに片づけているので、朝の忙しい時間帯でも少ない移動で完了します」

 

土間収納も奥様にとって高ポイントの場所とのこと。

 

 

スノーボードやスキーなどを置けるだけでなく、ゴミの一時置き場として利用されているとのこと。

 

「雑紙、燃えないゴミ、電池など、毎週回収されないけど、確実に溜まるゴミがありますよね。そういったものを置いておくのにも重宝しています」

 

さらに、主寝室に設けたウォークインクローゼット。

 

 

和室に設けた階段下収納。

 

 

あと、素敵なアイデアだと思ったのは、ダイニングテーブルに合わせて設けたニッチ。

飾り棚として採用されるニッチですが、W様は手拭きシートやティッシュペーパーを置くために設置。必要だけど、テーブルに置くとちょっと邪魔……そんなストレスを解消します。

 

 

十分な容量の収納スペースを各所に設けたことで、室内はいつも整理された状態。遊び盛りのお子様がいらっしゃるお宅とは思えない佇まいです。

 

もちろん、奥様の日々の整理整頓や、ご家族のご協力があってのものというのは言うまでもありません。

 

 


 

「新しい家で暮らすようになって、あれはどこにあるの? これはどこに捨てる?
このストックはどこに置いた? 脱いだ服はそのへんにポイポイする、出しっぱなし、
とりあえず適当にしまう。そういったモノに対するストレスがなくなったように思います」と、
とてもご満足いただいている様子でした。

1階にあるトイレも奥様のお気に入り。
落ち着きのあるクラシック柄のクロスとベージュの床が上品な雰囲気。1階トイレはゲストも使用することを意識してのコーディネートです。

玄関ホールにもニッチを設け、おしゃれな雰囲気。
「階段の踊り場に設けたペンダントライトは、夜になるとクラック加工されたガラスの陰影が壁に写り込み、とても素敵なんです」。

和の要素を取り入れたシックな和室。
和紙を使った壁紙、和テイストのブラインドなど、細部にもこだわりました。角に設けた化粧柱が空間にメリハリを与えています。

階段にも吹き抜けを設置。
こちらはご主人のご要望。「仕事に出かけるとき、2階から子どもたちに『いってらっしゃい』と見送ってもらえたらいいなと思って」。

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