Vol.15 ラボのラはラビリンスのラ

外壁を決めたのは3回目(8/9)の打ち合わせでした。
*家づくりのスケジュールについてはvol.6を参照ください。

ラボには外壁のサンプルもあります。びっくりでしょ。
(知ってはいましたが。実際建てる側になってみると、
これほんとスゲー便利だな、と。思いました)

どんな感じがいいですか?とICの山田さん。

カッコいい感じがいいかなぁ、それとも白?
うーん、うーん。

なかなか決まりません。

うちは建物にガレージを組み込んだので、
その部分にアクセントカラーを入れると素敵じゃないか?
ということにはなったのだが。

そんな、ねぇ…
2色選べと言われましても…

俺の頭の中には新発寒オプションタイプの外観とか、
ぼんやり思い浮かびましたが
(これこそ役得。数だけなら相当数の豊栄さんの家を見てきている)
リコにゃ、無理です。
ピンとくるまで時間がかかっちゃう。

いろいろ二転三転したのち、3Dで提案してもらうことに。

俺は最初、手前にある、メインの色が白で、
ガレージ部分がブラウンの案がいいな〜と思った。

家が大きく見えるし(そこ?)←でも大事ですよね!

ちょっと洗練された感じしません?
リコもそれかな〜って感じだったんですが、
色々話し合って決めたのはコレ↓

アトランティックブルーって言う名の青です。
濃すぎず、明るすぎず。

いい青。
そこにブラウン。

トラッドな感じ!
見ようによってはカジュアルにも感じます?

どっちにしても、このガレージから俺のカッコいいバイクが
ぶろろーん♪と出てくるの
多分めちゃくちゃカッコいい。

「車もブルーだしね」とリコ。

こうして外壁が決まったのでした。


ハウジングラボは「vol.9キッチンやりたい放題」にも書いた通り
家を作るための様々なものが展示されています。

今回の外壁もそう。

さすがに外壁となると実際のサイズは無理だけど、
カタログだけで見るのよりはイメージがわきやすい。

あちこちのモデルハウスやオープンハウスを見て回らないと
実際の外壁の感じがわからん!ということにもならない。

ちっさい窓枠のサンプルもあるので

こんな感じで外壁のブルーとアクセントのブラウン
窓の色、軒天材なんかを組み合わせて
営業の板谷さんが遊んでくれることもある。

もとい。

イメージを確認させてくれることも、ある。

ただね。

なんでもある、っていうのは
つまり
迷いやすい、すぐ迷っちゃう、という面もあるわけで。

たくさんあると、選ぶの大変じゃないっすか?

<ここから先は「意見には個人差があります」というのを念頭に置いて読んでください>

たくさんの中から選ぶの楽しい!ってのは
最初の頃の話でした。あくまで俺の話、です。

リビングの照明決めきれなかったんです、俺ら。
カタログ借りて帰って付箋つけまくって色々検討したんだけど
(その様子はvol.14ご覧ください)どうにも決められず。

で、ラボでの打ち合わせの時
「こっちか、こっち。もしくは、こっち。でも、どれも違うような…」
なんて、ふわっとした話ししてたら
設計の佐藤さんが立ち上がってどこかへ…
と思ったら1分もしないうちに戻ってきて、コレです。

ドサっと。

よかれと思って!佐藤さんはよかれと思って!
カタログを取りに行ってくれたんです。
それはわかったし、打ち合わせの段取り考えたら、当然なんですけど。

げっ!この中からもっかい選ぶの?
いやいやいやいや、もう無理っす。

勘弁してください!ってなりました。

なるべくたくさんの中から。
自分の好み、イメージしてる世界に合うものを
選び出せるセンスと集中力(つまり体力)のある人は。

多分、このラビリンスから迷うことなく
望みのものを見つけ出して帰ることができるでしょう!

でも、そうじゃない俺にはこのラビリンス
ほんとまぢ迷宮!時として地獄…

四十路目前の俺、モリー。
センスはまぁ…まぁまぁだとは思うけど
集中力(つまり体力)は、もうダメです。

家づくり最後の方は表紙を見て「これだな」と思った
メーカーのカタログ一冊しか見ない!と決めて乗り切りました。

そうでもしないと、
このラボから脱出できない気がしたんです。

 

まぢな話です。

 

このコラムでこれを書くのは3回目になります。

いいですか、

家づくりは若いうちに。

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